プロジェクトマネジメント

最悪の会議を開催する

2019年9月25日

船頭多くして船山に登る

会議には目的が有る。

参画する必要がある人が参加する。

参加した人たちとビジョンを共有し目的に向かって進むために意思統一する。

そんな理想に燃え、会議をセッティングすると肩透かしを食らうことがある。

 

私が経験した最悪の会議を列挙することで、回避策を提示する。

人が段々増えていく

最初はこじんまりと各チームのリーダーレベルの人が集まって意思決定する会議。

ところがあるチームのリーダーが決定事項を持ち帰ったらチーム内で反発にあったらしい。
そしてサブリーダーが参加することに。

協力会社のリーダーの人が参加していた。
進捗が遅れていた。
そうしたらその人の上司が定例会に参加するように。

人が増えて来たので大きな会議室を取る必要が。
入れきれないので立ち見も出る始末。
酸素が薄いので頭痛の原因になる。

働き方改革
ペーパーレスで会議をする。
ベテランの先輩SEから紙でないとわからんとご発言が。
A4で印刷。
A3カラー印刷が良いと言われ、会議前の準備作業が増える。

人数はどんどん増えていくが、結局発言するのは元のメンバー。
上司から

「あの会議、あれだけの人を拘束する意味有るの?」

無駄無駄無駄。はい。わかってます。

結論

生徒

この会議も人が多くなりすぎました。次回からはリーダーだけ参加して下さい

Green

「でもこの場で決定事項を直接聞けるのでコミュニケーションエラーが減るんですよ。」

ちっ! 久しぶりに発言したサブリーダー。

生徒

ではご希望の方はスカイプで参加してください

 

そう伝えた次の会議、わざわざスカイプのセッティングしたのに誰も入ってこないじゃないの。

こうして多くの人が会議から開放された。

全部署の責任者を集める

要件定義書のレビュー。

基幹システムだから顧客側の各部署の責任者が必要とIT担当の方から連絡。

スケジュールが中々決められないとのことだ。

結局経営会議の枠にベンダーの私が参加して説明することに。

プロジェクタに移すため部屋は暗め。

半分の人が爆睡。

その場は大した質問もなし。

時は過ぎ納品前の受け入れテストの時。

 

ふぁ!こんな仕様聞いてないんだけどと寝ていた人から。

違う部署の人から、何回も説明してもらっていることじゃないのと援護射撃。

なんとか納品したけど、明るい状態でも写りが良い大画面液晶テレビのほうが良いな。

最近は5万円ぐらいでプロジェクタとそれほど値段変わらないでしょ。
こんなのでいいのではないかと。

まだまだ有るはず、最悪の会議

ぱっと思い出せたのは以上の会議だった。これからの人生でも最悪の会議は有るだろう。その度に追記することにしよう。

 

 

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